2023年7月3日
こどもの病気
感染性胃腸炎(細菌)
潜伏期間:カンピロバクター(2~1 0日)
腸管出血性大腸菌(4~8日)
サルモネラ(8時間~ 2日)
特に多いカンピロバクターは、 鶏肉に多い(生レバーや鶏刺し)。 鶏卵はサルモネラ。
ウィルス性の胃腸炎にとても似た症状で、 細菌感染による 胃腸炎も存在します。
主な原因細菌は、カンピロバクターが半数近く、続いて、病原性大腸菌、 サルモネラととなります(三大原因)。 他、ブドウ球菌、 腸炎ビブリオも原因菌となります。
細菌性の場合は便の培養を行います(2~3日かかる)。 カンピロバクタ の場合、 潜伏期間が長いので、 食中毒と気づかない場合があります。 長引く下痢、 腹痛がある場合は、 少しさかのぼって食べたものを医師に伝えることが大切です。
原因が細菌と分かった場合は抗生物質の投与になる場合もあります。医師の指示に従い、処方された場合はしっかり服用しましょう。