2023年7月4日
こどもへの薬の使い方
保湿剤の塗り方
乳幼児から保涅は必要です。
毎日のスキンケアを行うことで肌の様々なトラブルを回避または軽減することができま す。 お風呂に入ったら、 肌が乾ききってないうちに保湿剤を塗ってあげましょう。
赤ちゃんの皮膚は薄く、刺激に敏感なので、 一枚余計に皮膚を作ってあげる気持ちで保湿剤をよく塗布してあげてください。
塗布量の目安はやや多めに塗布するといいでしょう。
入浴後5分以内に。
指先でなく、手のひらで。
体の皺の方向に塗る。
保湿剤の種類には何種類かの形状があります。 季節や用途に合ったものを選びましょう。
保湿剤の種類
・ヘパリン類似物質
・ワセリン
・尿素
ヘパリン類似物質 | 水分をひきつける効果がある。 また、 血液が固まるのを防ぐ効果があるので、 血行をよくする働きもある。 血流があがるので肌の代謝があがります。 |
ワセリン(プロペト) | 皮膚の表面を保護することで水分の蒸発を防ぐ。 バリアにもなるので、外の刺激から皮膚を守る効果もある。 |
尿素 | 水分をひきつける効果がある。 また皮膚の水分を保持する働きもある。 角質を柔らかくする効果もある。 |
クリ ーム | すっと延びて肌になじみます。 塗布後衣服につきにくい利点があります。 季節を問わず使用できます。 |
ソフト軟膏 | 柔らかく塗布しやすいです。 しっとりした使用感でクリ ー ムより油分が多い分保涅効果はいいです。 乾燥の多い冬場などに適しています。 |
ローション | 乳液タイプと化粧水タイプ(透明)があります。 べとつかないので、 さっぱりとしています。 夏場など汗をかきやすい時期には使用しやすいです。 液体なので広い範囲に塗り広げやすいです。 |
フォ ーム | きめ細かい泡状の保湿剤です。 泡状であるため、 薬剤が流れにくく、 広範囲に塗布できます。 ガスタイプは高温に注意が必要など保管に気を使います。 |