軟膏の塗り方

塗り薬には軟膏やクリーム、ローション、ゲル、フォームなどがあり、部位、用途などによって使い
分けられます。

使い方の手順

① 手をきれいに洗ってください。
② 適量を指に取り、さっと伸ばすように塗りましょう。通常の軟膏についてはあまり刷り込まないようにしてください。傷になっているところに塗る場合はかぶせる様に塗ってください。
③ 広範囲に塗る場合は、塗りたい範囲に小分けに塗って全体に伸ばしてください。

軟膏、クリームを使うにあたり

〇 人差し指の第一関節部までを１FTU単位（0.5ｇ）として、それが手の平2枚分の面積に使う量の目安と考えてください
〇 軟膏は常温に戻して使ってください。冷たいままでは伸びが悪いので特に冬場は注意が必要です。手の中で温めて使うのも良いでしょう。
〇 保湿剤については使う量が違う場合もありますので医師、薬剤師にご相談ください。

【注意事項】

〇 塗って30分経ってベトツキ感が残っている場合は、塗り過ぎも考えられますで適量を徐々に把握していってください。
〇 2種類以上の軟膏、クリームの使い方については、薬をもらう際に詳しく聞いておくようにしてください。一緒に使っていい場合と、間隔を開けて順番を決めて使う場合があります。
〇 軟膏の有効期限は未開封での有効期限です。使ったものについては中身の汚染も考慮し、早めに使用し、古いものは破棄してください。